図書館実習・インターンシップの記録

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2018年 三鷹市立図書館 | 2017年 国際子ども図書館 |

2018年9月11日(火)~9月21日(木)三鷹市立図書館(本館)  トップ

 文学部史学科3年生の久保綾音さんが,三鷹市立図書館のインターンシップに参加しました。10日間にわたって本当に様々な業務を経験させていただきました。サービスの難しさや現在の図書館が抱える課題についても考える機会になったようです。10日の主なスケジュールと,いくつかの実際の実習内容を紹介します。

<実習スケジュールと実習内容>
9月11日(火)館内案内・システム等研修・カウンター業務
9月12日(水)カウンター業務・おはなし会・移動図書館車乗車
9月13日(木)カウンター業務・受入
9月14日(金)カウンター業務・選書会見学・保存庫整理業務・図書館サポーター(修理やさん)見学
9月15日(土)カウンター業務
9月16日(日)カウンター業務
9月18日(火)カウンター業務・図書館サポーター(おはなしどんどこ)見学
9月19日(水)音訳ボランティア講習会見学・国立天文台ほか見学・pop作成
9月15日(木)カウンター業務
9月16日(金)カウンター業務

<感想>
 今回のインターンシップでは他の学生が一切おらず,正職員や嘱託職員の方々から多くのお話をうかがうことができました。その際に,私は司書課程を履修しているため,図書館運営に対する理解があるものとして実習を進めていただきましたが,分類法といった専門的なルールを忘れてしまっていることもありました。インターンシップを通じて,図書館で働きたいという気持ちを確認できたため,もう一度講義の復習を行い知識を確固たるものにする必要があると感じました。実際の業務を経験した価値観を軸として,今後はその他の自治体の図書館への理解もすすめたいと思います。

2017年9月7日(木)~9月14日(木)国立国会図書館 国際子ども図書館  トップ

 文学部日本文学文化学科4年生の木山知香さんが,国際子ども図書館での6日間の実習を無事に終えて,研究室に報告に来てくれました。広報,協力業務,選書や書誌データの作成,展示の作成,児童サービスのフロアワークからお話会まで,幅広い業務を経験させていただいたとのこと。また最終日には,報告会まで行われるなど,充実した毎日を過ごすことができた模様です。初めての経験で大変だったと思いますが,楽しかったと充実した表情で報告をしてくれました。実習日誌から,ある1日の記録を紹介します。

9月12日(火)の記録より
<実習内容>
10:00~10:50 資料情報課業務概要の説明
11:00~12:00 児童書(和書)の装備・納架
12:00~13:00 昼食
13:00~14:55 児童書関連資料(和書)の選書・分類,書庫見学
15:00~15:55 外国刊行児童書・研究書の選書説明
16:00~16:50 アジア児童書書誌作成説明

<感想>
 資料情報課は「子どもに奉仕する人に奉仕する」役割があり,18歳以上の利用者を対象として業務を行っていた。書庫を見学させていただき,膨大な種類と数の資料に驚いた。それぞれの資料に合った保管をしており,非常に綺麗な状態で並んでいた。和書は請求記号をふる作業が難しかったが,自分が請求記号をふり装備した資料を排架したときはとても嬉しかった。洋書は分からない言語ばかりだったが,幾つもの情報源を用いて選書や書誌データの作成を行っていた。ISBNやMARCなど世界共通の基準があることによって,読むことのできない言語であっても資料の情報を入手することができると知り,その重要性を再認識した。


テーマ展示の様子(許可を得て撮影しました)


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